ランニングを楽しむ皆さん、「速さ」について考えたことはありますか?例えば、猫、小学生、自転車に乗るおばあちゃん、そして市民ランナーがマラソンを走ったら、それぞれどれくらいの速さでゴールするのでしょうか?本記事では、そんなユニークな視点から「速さ」をテーマに、マラソンを走るさまざまなスタイルを比べてみます。
世界トップクラスのランナー、エリウド・キプチョゲ選手の「1時間59分40秒」という記録は、時速約21.1kmという驚異的なスピードです。一方、猫の全力疾走はなんと時速48km!このスピードで走れたら、マラソンをわずか52分43秒で駆け抜けます。また、街中を自転車で走るおばあちゃんが時速12kmで進むと、完走タイムは約3時間31分。小学生が全力で駆けた場合、理論上では約2時間20分でゴールします。
速さの形は人や条件によってさまざまです。「どれだけ速く走れるか」を考えることは、ランニングに新しい目標や楽しみを加えてくれるきっかけになります。
本記事を読んで、少しでもランニングの新しい楽しみ方を見つけていただければ幸いです!
トップランナーの基準タイムを確認
まず、マラソンで世界最高クラスの速さを持つトップランナーのタイムを基準に考えてみましょう。
エリウド・キプチョゲ選手の記録「1時間59分40秒」でフルマラソンを走破
2019年に非公式ながら「1時間59分40秒」でフルマラソンを走破した驚異的な記録があります。この記録を基準に計算すると
- 平均時速:約21.1km/h
- 1kmあたりのペース:約2分50秒
この速さは、42.195kmの距離を持久力とスピードの両立で走り切る人間の限界を示しています。
猫がマラソンを走ったら?
猫の全力疾走の速さは最高時速は約48km/h
猫の最高時速は約48km/h。ただし、この速さは短距離に限定され、持久力には乏しいです。仮にこのスピードをマラソンで維持できたとした場合を計算してみます。
- 時速48km/hで走ると:マラソン完走タイム:約52分43秒
驚くほど速い結果になりますが、現実には猫の持久力では数十秒の全力疾走が限界です。仮定の数字として楽しみましょう!
自転車のおばあちゃんがマラソンを走ったら?
自転車に乗るおばあちゃんの速さは時速12km/h
街中で自転車に乗るおばあちゃんの平均速度は、平地で時速10~15km程度が一般的。ここでは、時速12kmで走行した場合を仮定します。
- 時速12km/hで走ると:マラソン完走タイム:約3時間31分
このタイムは、市民ランナーの中堅クラスの記録に匹敵します。自転車の助けを借りるとはいえ、安定したペースを維持できれば立派な結果です!
小学生がマラソンを走ったら?
小学生の全力疾走の速さは時速18km
小学生(男子)の50m走の平均速度は、時速18km程度とされています。このスピードを仮にマラソン全体で維持できると計算してみます。
- 時速18km/hで走ると:マラソン完走タイム:約2時間20分
市民ランナーのトップクラスに近い速さです。ただし、これは理論上のタイム。実際には、体力的に持久力が続かず、現実的な完走タイムは5~6時間が妥当でしょう。
市民ランナーのトップクラスがマラソンを走ったら?
市民ランナーの速さ、マラソン完走タイムは約2時間20分
市民ランナーの中でもトップクラスの選手は、フルマラソンを2時間20分~2時間30分で走ります。この記録は、トップランナーには及ばないものの非常に優れた成績です。
- 時速18km/hで走ると:マラソン完走タイム:約2時間20分
これが市民ランナーとして目指す一つの到達点です。トップランナーとの差はわずか20分程度です。
速さとマラソンタイムの比較
以下は、仮定条件に基づいた各例のマラソンタイムをまとめたものです。
- 1位:猫(全力疾走) – 時速48km、52分43秒
- 2位:キプチョゲ選手 – 時速21.1km、1時間59分40秒
- 3位:小学生(全力疾走) – 時速18km、2時間20分
- 3位:市民ランナートップクラス – 時速18km、2時間20分
- 5位:自転車に乗るおばあちゃん – 時速12km、3時間31分
まとめ
ランニングを楽しむ私たちも、トップランナーの速さを目標にするのではなく、自分に合ったペースで少しずつ成長していくことが大切です。
次のランニングでは、ぜひこの記事を思い出しながら、自分のペースを楽しんでみてください!
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