「利き足から歩くのをやめよう」左足スタートで体が整う5ステップ

ランニングブログ

「自分がどちらの足から歩き出しているか」なんて、考えたことありますか?
多くの人が無意識に“いつも同じ足”で最初の一歩を踏み出しています。実はその“何気ない一歩”が、姿勢の歪み・骨盤の傾き・歩行やランニングフォームの乱れに大きく関係していることをご存じでしょうか。

本記事では、ランニングを研究している理学療法士兼ランニングアドバイザーの立場から、「利き足から歩き出す習慣」が体に与える影響と、たった1分、1日1回、左足から歩き始めるだけで得られる変化について詳しく解説します。

結論から言えば、左右のバランスを整えるためには「左足スタート」が極めて有効です。
この習慣を取り入れることで、骨盤のゆがみ改善・体幹の活性化・姿勢の安定・ランニングパフォーマンスの向上といった数多くのメリットが期待できます。

ポイ活夫
ポイ活夫

あなたの“走り”と“体”を変える第一歩は、日常の歩き出しから始まります。

「利き足」とは、無意識に最初に使いやすい足のこと

  • 日本人の約70%は右足が利き足です
  • 右手が利き手の人の90%以上は、利き足も右と言われています

なぜ“利き足スタート”が問題なのか?

ポイ活夫
ポイ活夫

毎回同じ足から歩き出すと、体のバランスが崩れ、利き足ばかり使うと筋肉のつき方に偏りが出ます。

結果として…

  • 骨盤が傾く
  • 姿勢が崩れる
  • 歩幅が左右非対称になる
  • ランニングフォームが乱れる

世の中の“右利き優位”がクセを助長

ポイ活夫
ポイ活夫

日常生活の多くは、右利きの方を前提に作られています。たとえば、はさみや包丁、自動販売機、エレベーターのボタンの位置など、どれも右手で使うことを想定した設計になっています。

それにより

  • 無意識に右手・右足ばかり使う
  • 体の使い方がどんどん偏っていく

STEP 1:まずは「利き足」をチェックしよう

ポイ活夫
ポイ活夫

自分の利き足を知らずに矯正すると逆効果。以下のテストを「無意識で」行ってみましょう。

① 歩幅テスト

無意識で数歩歩く、歩幅が自然に大きくなる方が利き足です。

② 寝転び足上げテスト

仰向けに寝て膝は伸ばしたまま、左右の脚を交互に上げます。

より高く上がった方が利き足です。

③ 段差降りテスト

階段を降りるとき、無意識に出る足が利き足です。

 すべてのテストは安全に配慮して行いましょう

STEP 2:左足スタートのメリットを理解しよう

ポイ活夫
ポイ活夫

利き足とは反対側(多くは左足)から歩くことのメリットは以下の通りです

  • 骨盤の傾き補正
  • 姿勢が左右対称に整う
  •  意識のスイッチが入る
  •  歩幅が広がり、体幹が自然に使われる
  •  ランニングフォームの安定につながる

STEP 3:1日1分「左足スタート」を習慣に

ポイ活夫
ポイ活夫

やることは以下の通りにシンプルです。

  • 左足から歩き出す
  • 骨盤を軽く前傾に
  • 歩幅はやや広めに(踵から接地)

ポイントは

  • 最初は「不安定」でもOK
  • 体幹を使うようになり、安定してくる
  • 歩くたびに“軸”が整う

STEP 4:ランニングにも応用しよう

  • ウォームアップの時点から左足意識
  • ランニング時も「左右の使い方」を観察
  • 左右差が減ることでケガの予防・パフォーマンス向上に直結

STEP 5:姿勢が整えば、人生が整う

ポイ活夫
ポイ活夫

姿勢を正して人生を変えましょう。

  • 姿勢が整えば、呼吸が深くなり、代謝も上がる
  • 左右対称の身体は、美しさ・機能性の両方に優れる
  • 走ること、歩くことすべてが「整う動き」に変わっていく

まとめ

多くの人が右足から歩き出しています。それが骨盤・姿勢・フォームのゆがみを生みます

ミニマリスト妻
ミニマリスト妻

左足スタートは、そのクセをリセットする最初の一歩。まずは1日1分、左足から歩き出してみましょう!

参考文献

小林篤史.『健康で長生きしたければ、今すぐ利き足から歩くのはやめなさい』.あさ出版, 2025.

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