【ビジネスマン・受験生必見!】ランニングが脳を鍛える最強の方法って本当?

ランニングブログ

「最近、集中力が続かない…」「記憶力が落ちた気がする…」「ストレスが溜まりやすい…」
こんな悩みを抱えていませんか?

仕事や勉強のパフォーマンスを上げたいと思っても、なかなか頭がスッキリしないことってありますよね。

実は、その原因の一つが「運動不足」かもしれません。

「運動と脳って関係あるの?」と思うかもしれませんが、実は大アリなんです!
最新の科学研究では、ランニングが記憶力・集中力を高め、ストレス耐性を向上させることが明らかになっています。

本記事では、ランニングを研究している理学療法士兼ランニングアドバイザーが、科学的根拠をもとに「脳を鍛える最強のランニング法」を徹底解説!

この記事を読むことで、ランニングがどのように脳を鍛えるのかが科学的に理解できるようになります。記憶力が向上し、勉強や仕事の効率がアップするだけでなく、ストレスへの耐性が高まり、メンタルが安定する効果も期待できます。さらに、集中力が持続しやすくなり、新しいアイデアが自然と湧きやすくなるでしょう。

ポイ活夫
ポイ活夫

脳の老化を防ぎ、思考がクリアになることで、日常生活のパフォーマンス全体が向上するはずです。

ランニングは体だけでなく脳にも良い習慣

「運動は体に良い」とよく言われますが、実は脳にも驚くほどの効果をもたらします。
特にランニングは、記憶力・集中力・創造力を高め、ストレスにも強くなる最強の習慣です。

「でも、脳と運動って関係あるの?」と思うかもしれませんね。実は人間の脳は、動くことで発達してきたのです。

人類の進化と運動の関係

人類は狩猟採集をしながら進化してきました。

獲物を追いかけたり、危険から逃げたりするために運動能力が不可欠でした。

しかし、それと同じくらい思考力や判断力も重要でした。

  • どこに獲物がいるのか?
  • どうやって捕まえるのか?
  • どのルートで逃げれば安全か?

こうした課題を解決するために脳と運動は密接に結びついたのです。

そして重要なのは、現代人の体は原始時代の人間とほとんど変わっていないということ。
脳や体の構造は、今も 「動くことで最適なパフォーマンスを発揮する」ようにできているのです。

しかし、現代ではデスクワークやスマホの普及で 運動量が激減。
その結果、本来の能力を発揮できず脳の働きが低下してしまっています。

では、運動によって 脳のポテンシャルを最大限に引き出す方法を見ていきましょう!

ランニングが脳に与える3つの効果

記憶力が向上する(BDNFの分泌&シナプスの強化)

ランニングをすると、脳内でBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が分泌されます。
これはニューロン(脳細胞)を活性化し、記憶力を向上させる働きがあります。

特に影響を受けるのが 海馬(かいば)という部分。
海馬は記憶を司る脳のエリアで、ここにBDNFが多く分泌されると、 記憶力や学習能力が向上します。

さらに、BDNFはシナプス(神経細胞同士のつながり)を強化する効果もあります。


シナプスの伝達効率が上がると、

  • 情報処理がスムーズになる
  • 新しい知識を吸収しやすくなる
  • アイデアが湧きやすくなる

しかし!
運動をしないとBDNFは出にくくなりシナプスの働きも低下してしまいます。
また、40歳を過ぎるとBDNFの分泌が減るため、意識的に運動することが大切です。

ストレスに強くなる

ストレスを受けると、脳のニューロンにダメージが加わります。
しかし、ランニングのような運動をすると、脳は一時的に負荷を受けるものの、その回復過程でより強くなることが分かっています。

つまり、 運動によって「ストレス耐性のある脳」が作られるのです!
これは筋トレと同じ原理で、筋肉も負荷をかけて回復することで強くなりますよね。

集中力・やる気がアップする

ランニングをすると、脳内で セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン というホルモンが分泌されます。

  • セロトニン精神を安定させる
  • ノルアドレナリン集中力を高める
  • ドーパミンやる気やモチベーションを上げる

この3つのホルモンが分泌されることで、
頭がスッキリし、集中力ややる気が高まるのです!

実際に、学校の授業前に運動をした生徒の成績が向上したという研究結果もあります。

脳を鍛えるための「最強ランニング法」

ポイ活夫
ポイ活夫

脳を最高の状態にするランニングの方法のポイントは「強度」と「頻度」です。

週6日、有酸素運動を行う

まず、週に最低6時間の有酸素運動を目標にしましょう!
そのうち、週4日は中強度、週2日は高強度のランニングを行うのが理想的です。

週4日は「中強度ランニング」

目安最大心拍数の65〜75%(少し息が上がる程度)

時間45分〜60分
心拍数について詳しく知りたい方はクリック!

効果

  • 脳に新しい血管が作られる
  • 酸素を多く取り込めるようになり、脳が活性化
  • ニューロンのつながりが強化され、記憶力アップ
  • シナプスの伝達効率が向上し、思考力が高まる
  • 脳の炎症を抑える

週2日は「高強度ランニング」

目安最大心拍数の75〜90%(かなり息が上がるレベル)

時間30分程度

効果

  • 脳の記憶容量が増える
  • 集中力・思考力がさらにアップ
  • シナプスがより強化され、情報処理能力が向上

「長く走る日」と「短くて強度の高い日」を組み合わせることが重要です!

まとめ

ランニングは、脳を鍛える最強の方法。

  • 記憶力が向上する(BDNFが分泌され、シナプスが強化される)
  • ストレスに強くなる(ニューロンが回復して強化される)
  • 集中力・やる気がアップ(脳内ホルモンが分泌される)
ミニマリスト妻
ミニマリスト妻

私たちの体は原始時代からほとんど変わっていません。本来の能力を取り戻し、脳を最高の状態にするために、まずは 週4日の中強度ランニング から始めてみましょう!

参考文献

ジョン・J.レイティ,エリック・ヘイガーマン.『脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方』.NHK出版,2009.

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